50代からのメンズカジュアル再入門

50代からのメンズカジュアル再入門

ゴジュスタ中の人、ライターのマーくんです。
ボクは仕事柄、会社も私服で通勤しています。

そんなボクが同年代のお父さんたちを見て感じるのが、「カジュアルな服装が苦手な人が多いな…」ということ。

大学時代は毎日私服だったのが、 仕事を始めてからは週5はスーツや作業着という方も多いはず、学生時代に比べて圧倒的に私服になる機会が少ないんですよね。 「練習量が少なければ上達しない」これは全てに言えることですね。

でもちょっと待って!少ない練習量でも上達する方法が… 50代のカジュアルには法則があります。
みんなでカッコいい50代を目指しましょう☆

ビギナーNG!ブルージーンズとベージュのチノパン

始めにハッキリと伝えておきます。
ブルージーンズとベージュのチノパンは、今すぐタンスの奥にしまいましょう!
(捨てろってことではありません、ビギナーを卒業したら引っ張り出しましょう)

ブルージーンズとベージュのチノパンは、今すぐタンスの奥に!

実はこのアイテム、
50代が着こなすには、難しいアイテムなんです。

特にブルージーンズに関しては、
「休日のユニフォームなんだけど!」「俺の青春そのもの!」
そんな方もいるかと思います、ここ数十年間カジュアルファッションの代表でしたからね。

でも!そこが問題。
ブルージーンズは50代が普通に着てしまうと、
カジュアルすぎる(無理してるように見える)んです!

万能アイテム!黒の細身パンツを軸にワードローブ組み立てる

では50代はまず、どんなパンツを履けば良いか?
それはズバリ!黒の細身パンツです。

「ええ!あんなロックミュージシャンみたいなの履けないよ?」
と思った方もいるかと思いますが、何もパッツパツのスキニーパンツを履けと言ってるのではありません。

あくまで細身、もっといえば標準の太さでも裾に向かって細くなるテーパードシルエットであればOKなのです。

ちなみに裾丈はくるぶし丈、もしくはそれよりちょい長め。
でも靴にはかからない(クッションしない)程度がオススメ!
スッキリ、清潔感があるように見えます。

さてパンツを黒(無彩色)にしておけば、
トップス(上衣)はどんな色でも大丈夫ですよね

  1. 黒(無彩色)ならトップス(上衣)はどんな色でも大丈夫
  2. 細身パンツならトップスは緩めでもバランスが取れる(体型隠し)
  3. 一年中履けるので、半袖・長袖変えるだけでコーディネートが使いまわせる

若かりし頃、「ジーンズってどんな服にも合うよね」「上着はスタジャンにもジャケットにも合うし、ジーンズって最強!」なんて思ってたことありませんか?

50代のジーンズ、それが黒の細身パンツなのです。

基本カラーはこの5色!

さてパンツは決まったので、
次は普段着回す(MYワードローブ)トップス(上衣)を選びましょう。
まずは色から決めていきます。

黒のパンツは基本どんな色とでも合う万能アイテムです。
ただし服は着回せてなんぼです。
手持ちの服を合わせるにしろ、新たに買い足すにしろ、
まずはベーシックな色の服をMYワードローブに加えていくべきです。

黒のパンツに似合うメンズのトップスの色は下記です。

基本カラー5色
白・黒・グレー系・ブルー系・カーキ系

重要なのは黒のパンツに似合うというだけでなく、
上記5色どの組み合わせになっても相性が良いということ、
これが上手に着回すためのポイントです!

相性が良い色同士でワードロープを揃えることが着回しのコツ

バランスが命!50代のカジュアルの法則とは

僕らが目指すべきは、
ダメージジーンズとプリントパーカーの「アメカジ野郎」でも、
折り目のついたスラックスとカラーポロシャツの「これからゴルフ?オジサン」
ではありません!

上下アメカジが似合うオジサンは、思いつくところ
所ジョージさんとダウンタウンの浜ちゃんくらい???
まずビギナーの方は以下の3点を守リましょう。

  1. スゴくカジュアルな服は避ける
    (ダメージジーンズ、大きめプリントの服など)
  2. スゴくフォーマルな服は避ける
    (ドレッシーなジャケット、トレンチコート、ドレスシャツなど)
  3. デザイン性の高い服は避ける
    (細部に主張のある服は、ビギナーは触るべからず!)

ビギナーが目指すべき失敗しないカジュアルの公式は下記です。

50代カジュアルの公式
「ちょっぴりフォーマル」 + 「程よくカジュアル」 = 「50代カジュアル」

仕上がりはこんな感じ!(モデルが悪くて申し訳ないです…本人談)

パンツをジーンズやチノパンではなく黒の細身パンツにすることで、
ちょっぴりフォーマルに!

トップスは今風にゆったりシルエットのTシャツ、パーカーやカーディガンで
程よくカジュアルに!
全て無地なのもポイントですよ!

少しかしこまるなら、トップスをシャツにしてみましょう
でも法則にしたがって、ドレスシャツではなくボタンダウンシャツ
程よくカジュアルに!

ほら案外カンタンでしょ!

50代のお悩み解消アイテム!それがキャップ

さあ50代カジュアル最後のポイントにいきましょう!
それはズバリ!ヘアスタイルです。

この年代の方はほぼ間違いなく、
仕事用と休日用のヘアスタイルが一緒。
どちらかって言えばお仕事用ヘアスタイル。

中にはヘアに問題を抱え始めていて…
そもそもヘアスタイルが選べない!なんて方も…
何を言いたいかというと、
たいていカジュアルが似合わないヘアスタイルってこと。
そんな僕らを助けてくれるお悩み解消アイテムがキャップなのです。

ではどんなキャップを選べば良いか?
最初に揃えるとしたズバリ!ニット帽です。
次点でベースボールキャップですね。

なぜかというと、どちらも非常に合わせやすいお助けアイテムなのですが、
ベースボールキャップはカジュアル度が高いため、
ジャケットやコートなどフォーマル度の高いコーディネートの場合、
ビギナーにはバランスの難しいコーディネートになってしまうからです。
できれば最初に2つとも揃えるのが理想ですよ。

キャップを選ぶ際のポイント!
  • ビギナーは無地一択!ロゴ・ワッペン厳禁!
  • 着回し重視の色選びを!最初の一個目ならグレー系が便利!
  • ニット帽は季節によって素材感に気をつけて!

ベースボールキャップ、ニット帽に限らず、ロゴ・ワッペン厳禁です!
カジュアル度が上がって一気にコーディネートの幅を狭くしてしまいますよ。

最初の帽子ならグレー系が合わせやすくて便利!
グレーにも濃いめ、薄めのグレーがありますから、
店頭で実際にコーディネートに合わせてみることが重要です。

それと素材感、春夏にウールは暑苦しく見えます、
どうしても季節問わず使い回すなら、コットン素材がいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
法則さえ守れば、50代のカジュアルの入門編は簡単にクリアできます!

入門編に慣れてきたら、しまってあったブルージーンズを引っ張り出してきましょう!さて公式に当てはめると、トップスには何を合わせましょうか?

50代カジュアルの公式
「ちょっぴりフォーマル」 + 「程よくカジュアル」 = 「50代カジュアル」

少なくともGジャンにスニーカーではないことは、もうお分かりですよね。

それが分かれば再入門は完了です。
みんなでいつまでも「カッコいい50代」でいられるようにガンバりましょう!

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